数字を家族の合図にする

気象庁は、2026年5月29日から新しい防災気象情報を始めました。大雨、河川氾濫、土砂災害、高潮の情報に警戒レベルの数字が付き、避難の判断と結びつきやすい形へ。

家では、情報名を全部覚えるよりも、数字が出た時の合図を先に決めておくほうが現実的。レベル3は早めに動く人の確認、レベル4は危ない場所から離れる合図、レベル5はすでに安全確保を急ぐ段階、と家族の言葉で共有しておきましょう。

レベル3で声をかける人

高齢の家族、小さな子ども、移動に時間がかかる人、夜に一人でいる人がいる家では、レベル3相当の情報を見た時点で連絡を始めたいところ。玄関の靴、常用薬、眼鏡、スマホの充電もこのタイミングで一度だけ見てみましょう。

「まだ大丈夫」と言い切るより、「出るならどこへ行くか」「家の中ならどの部屋へ移るか」を短く話すほうが、後から慌てにくいはず。

レベル4で迷わない場所

レベル4相当の情報が出た時、川沿い、低い土地、崖の近く、海沿いなど、家や通勤路のどこが危ないかを普段から地図で見ておくと判断が速くなります。避難先は、指定の場所だけにこだわらず、近くの丈夫な建物や上の階が選択肢になる場合も。

夜や大雨の中で外へ出るのが危ない時は、自治体の避難情報、気象庁の危険度分布、川の水位、家族の現在地を合わせて見ましょう。自分だけで判断しにくい時ほど、自治体や周囲の呼びかけを早めに受け取れる形に。

紙に残す小さな表

出た数字家で決めておくこと
レベル3声をかける人、薬、靴、充電。
レベル4危ない場所から離れる行き先。
レベル5外へ出るより安全な部屋や上の階。
迷う時自治体、気象庁、川の水位、家族連絡。

この表は冷蔵庫や玄関に貼るほど大げさでなくても、スマホのメモに一行ずつ残すだけで十分。大雨の前日に、家族の名前と行き先を書き足せる形にしておくと使いやすいはず。

台風前に見直したいこと

台風や前線のニュースが続く時は、情報名を調べるだけで疲れやすいもの。雨戸、ベランダ、飲み水、充電器、ラジオ、連絡先のような家の備えと、警戒レベルの数字を同じメモにまとめておくと、家族で動きやすい形に。